Ender-3 V2 BLtouchのセッティング
Ender-3 V2はオートレベリングないとのことで、BLtouchを購入。
以前使用していた、Finderはこのあたり自動だったのでEnderの手動は面倒だった。
中身はこんな感じ。
BLtouch本体とスペアのピン、ケーブル、ケーブルタイ、ネジ、ブラケット3種。
Ender-3 V2用は右のもの。
よくわからないので、動画とか記事とかいろいろ見ていたら、ノズルヘッドを外している動画があった。(ノズルヘッドの通電ケーブルがある線の中に、BLtouchのケーブルを通していた)
が、今回は必要なしと考えここは外さない。
BLtouchを取り付けるために、裏面のカバーを外す必要があるが、
裏面カバーを外すためには、まず以下のネジを外す。
次に裏目の3つのネジを外す。
外したらこんな感じ。裏面カバーのファンが基盤とつながっているので注意する。
Ender-3 V2はBLtouch用のコネクタが用意されてる。
カラフルなケーブルの上にある6ピンのコネクタがそれ。
(あと、写真取っていてよかったのだが、ここでファームのバージョンを確認しておく必要がある。V4.2.2だった)
BLtouchのケーブルを接続。差しが甘い感じがするが、これ以上差すこともできない。
一旦カバーを閉じて、通電してみる。
光ったので通電確認ができた。
BLtouch本体にブラケットを取り付け。
ノズルヘッドのここに取り付ける。
取り付けた。
ケーブルは、こんな感じで既存のケーブルにタイで固定。
再度通電確認。
で、続いてはファームウェアの更新。
以下にあるかな?と思ったが、V4.2.2のものがない。
Ender-3 V2 Software& Firmware Download - Creality 3D Printer
そこでCrealityにてBLtouchで検索。
Ender-3 V2用のものがあったのでダウンロード。
Zipを展開したら以下があった。
で、4.2.2の方を開くと…
以下。
どれだ…?
BLtouch with adapterを調べるとピン27の画像が出てくるが今回は違うので除外。
フィラメントセンサーもないので、Non-adapterを選択する。
SDカードはフォーマットし、Non-adapterのbinを入れて起動。
無事更新された。が、全部英語になった。(日本語選べなくなった。)
Levelが追加されたのを確認。ファームウェアが無事アップデートされたことがわかる。
高さ調整別途行う必要がある。
AutoHomeを実施すると、今までヘッドノズルが左手前に来ていた。
BLtouch取り付け後は、BLtouchが中心に来るようにヘッドノズルが移動する。
その上で、MoveでZ軸を調整する。
Z軸の数値がマイナスまでいけるようになっているので、紙一枚が引っかる程度の高さに調整。調整後、「level」を実行する。
(他にもPrepareに"Z-offset"があるので、このあたりも駆使して調整)
調整後、Level Testを行う。
試したのは以下の2つのデータ。
Bed Level Stripes Test by PD_224 - Thingiverse
Ender 3 Bed Level by Elproducts - Thingiverse
いい感じ(黒でわかりにくい)
BLtouchは、「level」を実行すると、それぞれのポイントを測位し、Z-offsetの値を基準にメッシュデータが作られ、SDカード内にEEPROMが保存される。
以降、このメッシュデータを使用して傾き補正をしながら出力を行うらしい。
次回、軸調整を行い、自作のトラックボール傾斜スタンドあたりを出力してみる。